高校生による環境を考える看板
那須地域環境対策連絡協議会 ※広報なすしおばら 平成26年3月5日号より抜粋
次は、那須地域の環境問題に取り組んでいる「那須地域環境対策連絡協議会」を紹介します。この協議会の会長を務めている西三島の松本勇(いさむ)さんに話を伺いました。
Q:活動のきっかけはなんですか
平成18年、青木地区に巨大な産廃最終処分場が計画され、地元で反対運動が起こったことがきっかけでした。
そこで、産廃問題だけでなく、幅広く環境問題に関して取り組んでいくことを目的に組織されました。
Q:どんな活動をしていますか
昨年は、環境保全活動の一環として、市内の各地域から環境問題への関心を高めるため、高校生に「環境を考える看板」を作ってもらいました。
他にも原発事故後に、放射性物質がもたらす影響を伝えるための「あれから90日」という講演会を開催しました。
Q:高校生たちが作った看板について教えてください
市内の高校生に、「環屋問題に関するもの」というテーマで、90㎝×180㎝の板に自由に書いてくださいとお願いしました。
「環境問題」と聞くと、重いイメージになりがちですが、それに「若い自由な発想」を組み合わせたら面白いだろうと思いました。
完成した看板には、水を守る、緑を守る、ストップ温暖化、節電、ポイ捨てNGなど、さまざまなメッセージが散りばめられていました。
看板は、市の各公民館に場所を借りて2月に設置しました。多くの人が見ることで、環境問題への関心を持つ機会になればと思います。
不法投棄への対策
「誰も見ていないから。自分の土地じゃないから。お金がもったいないから。」という、自分勝手な理由による不法投棄は絶対に許せません。
不法投棄を防止するためには、柵を張ったり下草を刈るなど物理的に防止する対策や、きれいな花を植えることも効果的です。
市民の皆さんの身近なところからできる対策が重要です。
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【関連リンク】サイト内記事:「高校生による環境を考える看板」の各公民館への設置状況